日本のおいしいもの展、2日目。今日はちょっとのんびりムード。
スロースタートの様相。
東京では飛ぶように売れた島ラッキョウの出足が鈍い。
聞くのも見るのも食べるのも初めての方が多い。
一度買っていただいた人がまたおいでになるパターンを期待して、ゆっくりと商品説明と試食をお勧めする。
でもサーっと来られて「ウワー島ラッキョウ!」と二つ三つお買い上げいただくのもラッキョウの特徴。沖縄に来たことがある方は必ずといっていいほど大好きなようだ。
今日のランチは「米沢牛弁当」。
伊江島の子牛が米沢に渡っておいしい牛肉になるという話を「伊江島から米沢へ、そして京都へそして伊江島人の昼食に」と変な食物連鎖(違う)を想像しながら食す。
おいしい。でもちょっと高い気がする。
途中、昨日呑んだ友人がお買い場(伊勢丹用語)をのぞいてくれた。お土産まで持ってきてくれて、たくさんお買い上げいただきました。ありがとうございます。
おとまつは、スケジュールの都合で最終日まで参加できません。後はスタッフのがんばりに期待して明日京都を発ちます。
さあ京都最後の夜。
京都駅近くのディープな呑み屋「へんこつ」。サルベージという自慢料理に期待を膨らませ・・・。ガラララとドアを開ける。満席。ガチョーン。
トボトボと近くの串屋さんで普通の夕食を済ます。
ふと、平凡な夜にはしたくない!そうだ地下鉄カードを使い切っていない!
ということでマタマタ今出川へ。
今日は、18才のころの下宿に向かう。
烏丸通を北へ、おーっとサークルの定例コンサートなどでお世話になった学生会館が
変わっている。
作りからしてもう大きなホールはなさそうだ。ちょっとしょんぼり。
でも、
「クリームくずあられ」が大好きな「ヤオイソ」は開いていた(閉まってましたけど)。???
となりにある店は改装してるけど間違いなく「なか卯」。
こここそおとまつが朝・昼・晩を食べたこともあるおとまつ食堂のような店。
思わずやっぱり食べました。でもミニ牛丼。
店を出て、大きく深呼吸。
もう少し北へ、寺ノ内へ、最初の一人暮らしの場所。
でもビルが建っていました。回りもすっかり変わってしまい、下宿の裏の民家で場所が特定できました。
それから西へ、サークルの練習場ビル。ロンゲやお宅たちが出入りする雑居ビルのような場所だったけど、すっかり廃墟のようなビルになっていました。
というか昔から古かったけど。
昔歩いた細い路地を抜け、室町通を南へ。
これで帰ろうと思い、ふと見ると、
派手な看板。思わず入っちゃいました。また「天下一品」!
今日はしょうがないとすっかり食欲満々!
途中、店のお兄ちゃんがとなりのテーブルに「ギョーザですね」と言いながら、
「ライス」を出したときはちょっと噴き出してしまいました。
ふーっと満腹のため息をつきホテルへ。
おとまつの今月の行動を振り返ると、長崎に、京都にと、沖縄風にいうと「マブイを拾う」旅をしたような気がします。若かりしころに残してきた魂を取り戻せたようなとても元気になる旅でした。